動産評価の活用場面
太陽光発電等の再生エネルギー発電施設の時価評価
再生可能エネルギーは、太陽光や太陽熱、水力、風力、バイオマス、地熱などの自然エネルギーです。これら再生可能エネルギーを利用した発電施設は、FIT(固定価格買取制度)導入を契機として参入する事業者が急速に増加しており、特に太陽光発電施設の増加は顕著です。2016年には電力の小売全面自由化が予定されており、売電事業に参入する新電力会社にとっては、再生エネルギーは有力な電気供給源として注目されています。
太陽光発電等の発電施設の評価ニーズは、融資を行う金融機関の担保価値把握(ABL)、稼働中の発電施設を売買するセカンダリー市場における適正価値の把握、発電事業者へのコンサルティングなど多岐にわたります。発電施設は機械設備を中心に構成されていますので、これら施設の評価は専門的知見を有する弊社評価士にご依頼されることをお勧めいたします。
また、その価値判断には発電事業によって得られるキャッシュフローの分析が重要となりますが、弊社は事業用資産の評価に精通している専門家を多数擁しております。特に太陽光発電施設に関しては、既に独自の評価モデルを確立しておりますので、安心してご相談いただければと思います。