動産評価の活用場面 

ABL(動産・売掛金担保融資)

ABL(Asset Based Lending)は、企業が有する在庫、売掛債権や機械設備等の事業収益資産を活用した金融手法で、米国では企業融資の25%を占めるまでに成長しております。わが国でも不動産担保や個人保証に過度に依存しない金融手法として、その普及・活用の促進策が国をあげて推進されています。
平成26年度のABL融資残高は前年の1.5倍に増加するなど着実にその市場規模は拡大しております。また、動産等を添え担保ではなく一般担保として扱うために、外部の評価機関を利用されるケースも年々増加しております。
ABLの評価は担保評価であり、債務者がデフォルトした場合の回収可能額が重要な価値概念になります。弊社では公正市場価値(FMV)とあわせて任意清算価値(OLV)や強制清算価値(FLV)をご提示しております。また、回収に要するコストを加味したNOLVやNFLVを併記することで、金融機関の皆様にとって的確な担保価値の把握に資するレポートをご提供しております。
弊社では、ABLの対象となる、売掛債権、原材料、仕掛品、商品、製品などの在庫資産(家畜等を含む)、機械設備(工作機械、建設機械等)、太陽光発電施設などの評価を行っております。

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